ここでは、外国為替証拠金取引(FX)におけるスワップ運用法の説明や注意点を紹介します。
スワップポイントは取引を行った際に発生する、二つの通貨間の金利差を指します。
スワップポイントは取引する通貨のペアにおいて、金利が高い通貨を買って金利が安い通貨を売ると、スワップポイント分の受け取りが毎日起こります。
逆に、高金利通貨を売って低金利通貨を買うと、スワップポイント分の支払いが毎日起こるというわけです。
こうしたスワップポイントの受け払いは、短期間の取引ではそれほど意識する必要はありませんが、長期間にわたってポジションを維持する場合には、収益とも言えるほどの大きな意味を持ちます。
ドル円やポンド円など、外貨の買いポジションを持った場合のスワップポイントは、外貨預金などに比べて、売った方の円の金利支払いがある分、金利が低くなりそうですが、実際にはそんなことはありません。
スワップポイントにおける金利は、銀行間の翌日の金利をもとに、コストなどが加味されて決定します。
現在、円はゼロ金利状態が続いており、借りてきた場合でもほとんど金利を支払う必要がないのです。
スワップポイントはあくまで通貨間の金利差によって生じるということですから、どちらかの金利水準が変化すれば、スワップポイントも変わってきます。
長期的にスワップポイントによる収益を期待して取引を行った場合、金利水準の変化によって、取引開始当時に期待していた通りの収益が得られないというリスクは常に存在しています。
スワップポイントは、もともとの投資金額(証拠金)に関係なく、実際の取引金額に対して計算されます。
例えば、5万円預けて1万ドルのドル円の買いポジションを持ち、1年間維持したとします。
その時に受け取るスワップポイントは、金利水準が4月から変わらなかったとした場合、5万6210円になります。
スワップポイントだけの利益によって、資金が1年で2倍以上になる計算です。
しかし、こうした取引は非常に大きなリスクを伴うことに注意してください。